くもちです。
今回は、私の好きなアニメ化した作品を紹介していきます。
もし、この記事を読んでまだ読んだことがないものがありましたらぜひ読んでみてください。
今回は5位を紹介していきます。
5位:バクマン。
まず、「バクマン。」です。簡単に概要を紹介します。
概要
あらすじ:主人公・真城最高(ましろもりたか、通称サイコー)は進路にも恋愛にも夢を持たず、堅実に普通に生活していこうとする中学三年生で、ある日クラスメイトの優等生・高木秋人(たかぎあきと、通称シュージン・シュート)に誘われ、漫画家の道を目指すことになる。という物語
紹介
Point1:友情・努力・勝利・恋愛
「友情・努力・勝利」は週刊少年ジャンプの3代原則であり多くの少年漫画がこの3代原則を守り結果を出してきました。
それを大きく覆したのはこの「バクマン。」の前作である。「デスノート」です。
デスノートは「友情もなく、努力もなく、どんな手段を用いても勝利を目指す」そんな勝利特化型の漫画だったように思います。
この「バクマン。」にもどんな手段を用いても勝利を目指すという部分が引き継がれておりますが、「デスノート」の勝利を目指す動機は「犯罪者を全て殺すという偏った思想正義」に対し「バクマン。」その目指す勝利の動機に「熱い漫画家同士の友情」があり、「血の滲む努力」があります。そして他の多くのバトル漫画と違うのはこの主人公の勝利を目指す動機に「絶対に叶えたい恋」があります。
恋愛要素が含まれることで、この作品は非現実な青春からより現実的で読者が共感できる主人公たちの熱くそして甘酸っぱい青春ドラマになっていると言えます。
この漫画における「友情」とは同じ苦しみを分かち合う仲間であり、好敵手であり、そして互いを助け合い切磋琢磨する存在ということだと感じています。
そして、「努力」とは、計算であり計画的で理屈に沿っていて苦しみがあり熱血的で地道なものであるのだと感じました。
そして「勝利」とは好敵手に負けないことであり、思想の違う相手に負けないことであり、世論・世間に負けないことであり、自分に負けないこと、夢・目標を叶えることにあります。
最後に、「恋愛」とは、ロマンチックに一途でもよくて、いろんな経験をしても良くて、不器用でもよくて、でも最後には決断するものである。そんなふうに受け取れました。
夢をみたことがある人、現実の辛さうまくいかなさを知っている人であれば必ずハマる。そんな作品だと思います。
Point2:アニメの主題歌
バクマンはアニメの主題歌もかなりいいです。
私の中でおすすめしたいOP・EDをそれぞれ紹介していきます。
オープニング
Dream of Life:伊藤洋平
この曲はOP2の曲で、テーマは曲名の通り夢と人生です。これがちょうどバクマン。の物語とマッチしており、何回聞いてもうるっときてしまいます。
曲単体で聴くよりはアニメのOP映像と一緒に見るとより良さが際立つかなと思います。
エンディング
現実という名の怪物と戦う者たち:高橋優
この曲はED2の曲で、テーマは曲名通り「現実」です。
この曲は現実と戦い続ける大人にむけたメッセージソングと捉えており、実際この曲が流れていたタイミングはアニメで主人公たちが「現実」と戦っていたところで原作マッチングがかなりいい曲となっています。
曲単体で聞いても、現実と戦っている。戦ってきた人たちにはかなり響くしおすすめの曲です。
実は上記の2曲はOP2と合わせて「夢と現実」になっており、「バクマン。」が好きな読者からするとアニメ制作者の原作愛読者を喜ばせようとしているのが伝わり判明した時はすごく感動したのを覚えています。
Point3:1話と最終話のタイトル
前述で、「夢と現実」という言葉が出てきましたが、実はこれが1話と最終話のタイトルなんです。
1話では「夢なんて見てないで現実を見ろよ」という意味合いでついたであろうタイトルなのですが、最終話になると意味合いが変わります。
最終話では「諦めずに夢を追い続けその夢が現実になった」という意味合いになるわけです。
この感動は、きっと最後まで読んだ、またはアニメを視聴した時にわかるものなのでぜひ今からでも見て欲しいなと思います。
最後に、主人公が挫折した現実とは、叶えたかった夢とは、そしてそこにいたるまでの道のり、これらは多くの人に共感できる内容だと思います。
この作品は、映画化もしています。多少原作と内容は違いますが、漫画やアニメは長くて時間がかかるなと思う方は映画から入るのもありかなと思います。
機会があれば見てみてください。
◾️ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
最後まで読んでいただきありがとうございました。
X:@km90chan
Tiktok:@userkmkm90nnn
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー◾️